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生活費の出どころを、賃金から外す

経済圏とは何を指す言葉で、生活費をどこから出す設計にするのか、という話です。

公開日:2023年12月8日 / 投資と資産

経済圏とは、何を指す言葉か

経済圏という言葉は、楽天・PayPay・イオン・三井住友など、国内大手が展開するポイントと金融サービスの生態系を指します。この概念が広まったのは比較的最近のことですが、うまく使えば生活費の設計が根本から変わる、という見方があります。

楽天はモバイル・市場・証券・銀行・カードが連動する形。PayPayはリアル支払い・証券・ショッピング・銀行が連動する形。イオンは住宅ローンとスーパーが軸で、三井住友はクレカと個人事業に強みがあります。

重要なのは、どれか一つに全集中するのではなく、俯瞰して良いとこ取りをする姿勢だとされています。各経済圏が顧客の取り合いをしている間に、消費者は費用のかからないサービスと還元率の恩恵を最大限に受ける。そういう戦略が成立する、という置き方です。

結論は、生活費の出どころにあります

提示されている結論は明快です。PayPayや楽天ペイなどで支払う生活費は、労働収入から直接出すのではなく、株式運用で増やした分から使用する仕組みを作る。これが「おカネの教育を受けていない日本人が今すぐ構築すべきシステム」だとされています。

理由も添えられています。会社や労働から得た賃金を生活費に充て続けることが、雇用から抜け出せない理由だからです。賃金が生活費に直結している限り、収入が途切れることへの恐怖が、働き続けることを強制する。仕組みの側を先に組み替える、という順序になります。

六つの圏、それぞれの得意分野

楽天はポイント還元率の高さが魅力です。楽天証券・楽天カード・楽天モバイル・楽天市場を組み合わせるとポイントが積み上がり、楽天銀行は楽天証券との連動で普通預金金利が優遇されます。

PayPayはリアル店舗での支払いに強みがあります。PayPay証券・PayPay銀行・PayPayカードが連動し、日常のキャッシュレス決済がポイントとして蓄積されます。

三井住友はVポイント(Vパス)が軸で、個人事業主向けのビジネスオーナーズカードとの親和性が高い形です。イオンはイオンカード・イオン銀行・WAONポイントが連動し、住宅ローンとの組み合わせが得意とされています。三菱東京UFJはモルガンスタンレー証券との連動が強みで、グローバルポイントが貯まります。

そしてJA・地方銀行が、意外な穴場として挙げられています。JAカードとJA直売所での買い物が連動し、地域に根ざした食の安全も同時に確保できる。JAバンクは年利3%の投資商品を持っているケースもあり、安定性という面ではネット証券を上回ることがある、とされています。

どこから始めるか

順序として勧められているのは、まずマネーフォワードアプリを活用して、現在の口座・カード・支出を一元管理することです。全体が見えたところで、最も日常的な支出が集中しているところを選び、そこを軸に統合していく。これが現実的な順序だとされています。

どれが正解か、という問いではありません。経済圏の選択は「自分らしさ」だとされていて、生活スタイルと事業構造に最も合うものを選ぶ形になります。

給与明細を開く日が、その月の生活を決める日ではなくなります。入り口が何本あるかを自分で数え、どこを太らせるかを自分で決めています。渡される額に生活を合わせる順序を逆にして、生活の形に合わせて入り口を作ります。経済圏を選ぶのは、その設計の一部です。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。
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