同期の投稿を見た、木曜の夜
寝る前に画面を開いて、同期の投稿を見る。役職が変わったこと、旅先の写真、うまくいっている報告。指を止めずに下へ送りながら、みぞおちのあたりが少し縮む。
画面を伏せてから、自分の一日を思い返します。悪いことは何もなかった。それなのに、何かが足りていない感じだけが残っている。
まぶしさに気づけるのは、それを見分ける目があるということです。問題は、目の付け方ではなく、光の出どころのほうにあります。
スポットライトと、中に入っている電球
光り方には、二つの種類があります。
一つは、外から当てるスポットライトです。当たっているあいだは明るく見えますが、当てる人が向きを変えれば、その場で暗くなります。だから、当たり続けるために動くことになります。
もう一つは、中に電球が入っている状態です。誰も見ていない時間も、同じ明るさで灯っています。スラトレ®でいう「キラッキラ」は、こちらのほうです。獲得や競争ではありません。誰かを押しのけて手に入れるものでも、見せびらかすギラギラでもなく、内側から自然に湧き上がる、自分だけの魅力のことです。
特徴は、大きく三つあります。一つ目は、湧き上がる魅力。強要されることなく、自然な流れのなかで内側からにじみ出てくる光です。二つ目は、表面的ではない輝き。見せびらかしではなく、本質的な喜びと、自分自身への誠実さから生まれます。三つ目は、獲得を狙うギラギラではないこと。他人を押しのける競争ではなく、自分の内なる豊かさを大切にする静かな力です。
Tさん(38歳・会社役員)は、成長意欲がありすぎて常に必死で、意欲の薄い部下を怒鳴りつけてしまい、自分でも苦しんでいたと言います。スラトレ®のノートアプローチに取り組むなかで、こう綴りました。「キラッキラは、獲得や比較ではなく、内側から自然に湧き上がる魅力だと気づきました。誰かと競争するわけでも、見せびらかすわけでもない。脅したって無理。自然と流れ出る喜びこそが、本当の輝きなのですね」。Tさんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。
電球のありかを探す、三つの入り口
では、自分の電球はどこにあるのでしょうか。スラトレ®では、三つの入り口を大切にしています。
一つ目は、本当にやりたいことへの気づき。時間を忘れて没頭できること、体が軽くなる瞬間、苦労と感じない自然な情熱に目を向けます。二つ目は、自分らしさの発見。他人と比較せず、自分の独自の価値に気づき、本質的な喜びの源に触れていきます。三つ目は、内なる声への誠実さ。周囲の期待ではなく、自分の願いを大切にし、自分の物語を生きる勇気を育てていくことです。
人生は、自分だけの「マイソング」です
誰かと同じである必要はありません。人生は、その人だけの、かけがえのない「マイソング」です。DEさん(28歳・会社員)は、常に周りの期待に応えようと必死だったそうです。ノートアプローチを通じて、こう語ってくれました。「他人の基準ではなく、私だけの幸せを追求することで、本当の輝きを感じられるようになったのです」。DEさんお一人の感じ方であり、変化を保証するものではありません。
一歩ずつ、それぞれのペースで。人生は、自分が選ぶ解釈によって、少しずつ形作られていきます。
人の投稿を眺めて、自分の一日を採点してから眠る夜が減ります。比べる相手がいなくなるわけではありません。順番が変わるだけです。まず自分がどう感じたかがあって、そのあとに人の話が来る。誰かの物差しを借りて測っていたところに、自分の耳が戻ります。