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底にいると認めながら、未来を見据えるということ

人生の底のような状況と向き合った受講生Mさんが、冷静さという言葉で語った変化の話です。

公開日:2023年7月24日 / 受講生の声

相談者

どん底にいるとき、未来のことなんて考えられません。

皆さんこんにちは、Dr.EKO博士です。
毎日をキラッキラに生きるThrive(スライブ)のためのトレーニング、スラトレ®を運営しています。

決断がつかない、というところから始まりました

受講生Mさんは、受講のきっかけをこう語っています。
「職場の人間関係で悩んでいたのですが、辞めたくても決断がつかなかった事です」。
辞めるのか、続けるのか。
大きな決断を前に動けなくなる状態は、多くの方が経験する苦しさです。
決断を先送りしているあいだも、悩みそのものは日々続いていきます。
Mさんはその迷いのなかで、トレーニングと出会いました。
Mさんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。

受講の途中で、「人生の底」が来ました

受講が進むなかで、Mさんには予期しない事態が重なりました。
アンケートには「受講中にストレスからか病気になり人生の底のような状況でスラトレに向き合えた事」と書かれています。

「ストレスからか」というのは、Mさんご本人の実感の言葉です。
なお、病気や体調のことは、医療機関で診てもらうことが何より先に来ます。
トレーニングは医療行為ではなく、その代わりにもなりません。
そのうえで、底のような時期に自分と向き合う時間があったことは、後から振り返るとMさんにとって支えになったのかもしれません。

認めることと、見据えることが、並んでいます

Mさんは、変化をこう表現しています。
「底である事を認識しつつもスラトレと共にあると冷静に未来を見据えられるようになったこと」。

底にいるとき、多くの場合、視野は狭くなり、未来を見ることは難しくなります。
Mさんの言葉で注目したいのは、底にいることを打ち消していない点です。
認めることは、諦めることとは別のものです。
底ではないと思い込むのでもなく、底に沈み込むのでもなく、底にいると認めたまま、未来のほうを向いている。
認めることと見据えることが、一つの文のなかに並んでいます。
打ち消しも、沈み込みもしない。
この距離の取り方は、感情と向き合う練習を重ねるなかで育っていくものだと考えています。

型があると、支えになります

人生の試練の渦中で、この場に出会う方は少なくありません。
なぜ辛い時期にも向き合えたのか。
その理由のひとつは、感情を扱うための具体的な型があることだと考えています。
ノートに向き合う。
ボディサインを観察する。
辛いとき、底にいるとき、こうした具体的な行動の指針があることは、大きな助けになります。
指針といっても、症状を扱うためのものではありません。
感情との向き合い方を支えるためのものです。

Mさんが習得したのは「自分の中に眠る数多くのネガティブに対峙し自らそれを認めて癒していくノート術」でした。
試練の渦中でも手を動かせる形になっていること。
それが、型の役割です。
一生使えるメソッドという言い方の意味を、Mさんの体験はとても具体的に教えてくれます。

どん底にいる時期は、何もできない時期として空けておくものではなくなります。
その最中でも手を動かせる形があるからです。
回復してから始める、という順番が要らなくなる。
耐えるだけだった日々に、進んだ記録が残りはじめます。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
Dr.EKO博士

この記事を書いた人

Dr.EKO博士