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0→1、1→100、100→1。三つの役割タイプ

学びのパターンを三つに分けると、合わないと感じてきた理由の置き場所が変わります。

公開日:2025年11月9日 / 独立と副業

相談者

仕事がうまくいかなかった私に、トレーナーが務まるでしょうか?

皆さんこんにちは、Dr.EKO博士です。
毎日をキラッキラに生きるThrive(スライブ)のためのトレーニング、スラトレ®を運営しています。

合わない、向いていない、で職を変えてきたという話があります

「これまで仕事でうまくいかなかったから、自分にできるかどうか分からない」。
そんな不安を抱えている方も、多いのではないでしょうか。
スラトレ®でトレーナーを育てるときには、まず自分の学びのパターンを三つのタイプに分けるところから始めます。
全員に同じマニュアルを一種類だけ渡しても、その人の能力が開くとはかぎらない、と分かったからです。

三つは「0→1(ゼロイチ)」「1→100(イチヒャク)」「100→1(ヒャクイチ)」と呼んでいます。
上下の並びでも、優劣の並びでもありません。
実際にはどれか一つだけということは少なく、どのタイプがより強いか、という見方になります。

0→1、ゼロから生み出す発明家の型

世の中にまだないものを生み出すのが得意な人です。
アイディアマン、発明家と呼ばれる側になります。

特徴は四つ。
独自のアイデアを作り出すのが得意。
既成概念に縛られず、新しい切り口を見つける。
誰かが喜ぶならと、努力を惜しまず開発する。
一方で、運用や広報には関心が薄いことがあります。

独自性や唯一無二の世界観を生み出すのは得意でも、広めることや続けることには関心が向きにくい。
創造に全エネルギーを注ぎ、次へ向かう型です。
スラトレ®の開発にも、この型が要りました。

1→100、価値を広げる伝達者の型

0→1で生まれたものを、社会へ広く届ける力を持つ人です。
伝道師やマーケターにあたります。

特徴は四つ。
形になっているものを広めるのが得意。
情熱と共感力が強い。
社会性と実行力に優れている。
物怖じしない。
過去に自分が苦しかった経験を起爆剤にして、もう誰にも苦しんでほしくない、という思いで動く方が多く見られます。

注意点も一つあります。
拡大する力が高いぶん、中身の良し悪しを見極める吟味には、若干の心配が残ることがあります。
よくないものまで広めてしまう危うさがあり、審美眼を持つ仲間がいると安心です。
その吟味は0→1の得意分野でもあるため、二つの型が組むと、苦手を補い合う関係が自然に生まれます。

100→1、既にあるものから自分の一つを作る再創造者の型

すでにある情報やマニュアル100個から、自分なりに組み直して、唯一無二の型を一つ作る人です。

特徴は四つ。
ガイドラインをそのまま実行するのが苦手。
普通が面白くないけれど、0→1型ではない。
自分だけの方法を模索して再構築するのが得意で、マニュアル社会では扱いにくい、変わり者と見られがち。
能力が低いと見なされやすいものの、実際は逆で、ぴったりくるものが見つかると誰にも真似できない働きをします。

多くの職業には業務ガイドラインがあり、そのまま実行すれば仕事がこなせるように設計されています。
この型は、その渡されたマニュアルを突っぱねがちです。
合わない、向いていないで転職を繰り返してきた。
いつも自分が悪いという雰囲気になる。
トラブルメーカーと誤解されてきた。
自分なりのやり方を、ただ大事にしたいだけだった。
そういう経緯を持つ方は、この型に近いかもしれません。

100のロールプレイを経て、ようやく自分に合う一つの型が出てくるため、見つける作業に時間がかかります。
1→100型が10分で習得することに、何時間も、ときには何日もかかります。
初動に時間がかかるぶん、その工程に付き合う辛抱強い上司や同僚のいるチームが要ります。
一人では支えきれないことも往々にしてあります。

そのチームが機能したときには、それぞれが力を出します。
皆が嫌がるような業務を買って出たり、誰も解決できなかった課題を一瞬で解いたり、雰囲気の悪くなった職場を秒で切り裂くユーモアを出したりします。
安心と安全に満たされた環境に置かれてはじめて、高い創造力と柔軟性が見えてきます。

渡したマニュアルが突き返されたとき、変わらなければならないのは、上司や同僚、組織の側だと考えています。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
Dr.EKO博士

この記事を書いた人

Dr.EKO博士