褒められても、素直に受け取れないんです。
皆さんこんにちは、Dr.EKO博士です。
毎日をキラッキラに生きるThrive(スライブ)のためのトレーニング、スラトレ®を運営しています。
「素直に嬉しくなります」という感想から
受講されたFさんは、アンケートにこう書いておられます。
「本当に褒め上手なところが素晴らしいスキル?だなぁと感じてます。素直に嬉しくなります」。
毎回90分の時間については、「毎回の90分が学びが深い講義のような形で、毎度毎度気づきがあり、希望が湧きました」とも。
Fさんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。
褒められて、素直に嬉しくなる。
ごく当たり前のことのようですが、Fさんが「スキル?」と少し戸惑いながら書いておられるところに、この話の入口があります。
褒めることが、技術に見えた。
その直感は当たっている、と考えています。
褒めることは、人柄ではなく技術の話です
一見、褒め上手というのは性格や人柄の話に見えます。
けれども、深い自己探求のトレーニングでは、受講される方の小さな気づきや前進を適切に認めることが、とても重要な技術になります。
自分のネガティブと向き合う作業は、時として辛いものです。
そこで何のフィードバックも返ってこないと、「これでいいのか」という不安が大きくなっていきます。
進んでいる実感が持てないまま、しんどい作業だけが続いてしまうのです。
だからこそ、小さな前進をその場で言葉にして認めることには、はっきりとした役割があります。
お世辞でも、その場かぎりの励ましでもなく、向き合う作業を続けるための大切な支えなのです。
認められた経験は、自分で認める力に変わります
ここが要です。
人から認められた経験は、やがて「自分で自分を認められる」という自立につながっていきます。
褒められることそのものが目的なのではありません。
認められる経験を重ねるうちに、自分の小さな前進に自分で気づき、自分で認められるようになっていく。
褒めるという技術は、受講される方が自分を認められるようになるための支えとして、位置づけられています。
「素直に嬉しくなります」というFさんの言葉には、その入口に立った実感が表れているように読めます。
気づきと希望は、並んで書かれていました
Fさんの言葉に戻ります。
「毎度毎度気づきがあり、希望が湧きました」。
気づきと希望が並んで書かれていることに、この時間の質が表れています。
90分は、知識を詰め込む時間ではありません。
対話のなかで自分について気づき、その気づきが認められる。
この繰り返しのなかで、未来への手応えが少しずつ戻ってきます。
湧く、というFさんの表現のとおり、希望は外から注がれるものではなく、内側から起こる動きなのだと思います。
外から注いでもらっていた希望が、内側から起きるものになります。
誰かに認めてもらえるまで動けなかった頃と比べて、評価をもらいに行く用事が減る。
減った分、話したいことを話す時間が増えます。
